一般社団法人富山県臨床検査技師会

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トピックス ベッドサイド実践講習会に参加して

2020.02.25

南砺市民病院 検査科 丹羽弘枝

令和2年2月15日(土)富山大学附属病院にて開催された日臨技、富山県臨床検査技師会主催のベッドサイド実践講習会に参加してきました。当日は朝から夜まで一日盛りだくさんのプログラムでしたが、県内で活躍されている看護師、臨床工学技士、薬剤師、理学療法士、臨床検査技師の先生方が講義をしてくださり、現場で明日からにも活かせる考え方、手法を学ぶことができました。

 主な内容としては①臨床検査技師が他職種業務を知る意義、②患者心理と家族とのコミュニケーション、③知っておくべきベッドサイド機器管理、④知っておくべき患者移送技術、⑤知っておくべき薬理についてでした。普段検査現場で感じている不安や曖昧な知識が整理できたように思います。

 特に普段は見よう見まねで行っていた患者移送、人が動く重心・重心線・支持面を理解することで、介助者・患者がどのような体勢になったら動きやすいのか理解が深まりました。また患者心理と家族とのコミュニケーションでは患者役、検査者役、患者家族役となりきって演技した後クループワークすることで、普段患者さんがどのように思って私たちを見ているのか、どういった対応を心がけたらよいかを学ぶことができました。

 この研修会を通して、自施設でも分からないことがあったら施設内の他職種に相談することも大事ではないかと思いました。そうした繋がり、コミュニケーションを図ることでさらに自信をもってチーム医療にかかわっていけるのではないかと思います。

 今回研修会を企画やお世話してくださった先生方、講師を担当してくださった先生方、本当にありがとうございました。